2017年03月28日

■花粉症とアレルギーの話【小野池ペット栄養管理士】vol.2

雨が降る毎に新芽がふっくらしてきました。関東では、沈丁花の強く甘い香りがしたかと思うと、早咲きの桜もあちらこちらで見られるようになりました。先日の春彼岸には、我が家の犬を連れてお墓参りに行ってきました。大変暖かく良い天気だったせいか、たくさんのワンちゃんがお散歩を楽しんでいました。

さて、今回は【花粉症やアレルギー】の話です。

近年、花粉症やアレルギーのペットが多くなったと聞きます。花粉症やアレルギーは、自己免疫と深く関係しているようです。本来は身体を護るために外敵に働く機能が、自分自身を攻撃してしまいます。健康であれば、そういった誤作動を起こすことはないはずです。規則正しい生活はもとより、動物達にとって必要な栄養と、適切な栄養量を与える必要があります。

また、運動は特に重要です。

そして、化学物質に気を付けてあげてください。犬や猫が化学物質を解毒できる容量は人間の赤ちゃんほどと思っておいて頂ければ、間違いないと思います。特に、空気、水、食餌、食器、シャンプー、ベッド、衣類等で病気の原因になるケースもあります。散歩の時に人間より低い位置で歩いているワンちゃんは、排気ガスや汚染物質を人間よりも体に入れてしまう機会が多いのです。

他に気を付けて頂きたいのは食器類です。食餌や水を入れる容器はプラスチック製ではありませんか?以前、アレルギー発作のあるワンちゃんが、プラステックの食器を陶器に変えただけで治ったケースもあります。

飼い主さんは、赤ちゃんを育てる時にどうするか、どんな材質の物を与えるかを考えてみてください。赤ちゃんと同じように考えて犬や猫にも自然で安全な素材を使ってあげてください。

犬や猫は健康維持に必要ないくつかのビタミンは自分で合成することが出来ます。ビタミンCやビタミンDは、皮膚を丈夫にするビタミンです。これは日光浴で合成できます。天気の良い日は、日光浴を少なくても1日15分はさせてあげましょう。

これからますますお花がキレイな季節になります。ペットを連れ、お花見しながら新鮮な空気でリフレッシュしてみませんか?

ペット栄養管理士 小野池智香

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小野池智香

ペット栄養管理士 小野池 智香

愛玩動物飼養管理士1級 / 株式会社LIKE TODO JAPAN製薬 代表取締役 / 神奈川県未病産業研究会会員 / 日本乳酸菌学会会員 / 日本食品免疫学会会員 / フードメディシンネットワーク会員 / バッチ財団登録プラクティショナー(BFRP)