先週からの「秋の長雨」に続き、台風21号が日本列島を21日から23日にかけて通過しました。太平洋の暖かな海水をたっぷり蓄え猛威を振るった台風21号でした。被害に遇われた皆様には心よりお見舞い申しあげます。関東地域では23日の午前中に台風一過の晴天になりましたが、午後になっても強風は続いています。犬のベッドや猫のふとん等、数日間分の洗濯をして、やっと干すことが出来ました。乾燥機や除湿器もあるのですが、日光で干すのが私は一番好きです。好みの問題でもありますが、乾燥機だとフニャフニャと柔らか過ぎるのです。カラットして、少しゴワつく位の感じが好きです。履きづらいデニムなんかもいいです。
【お客様からの気になる行動のご相談】
さて、先日、食が細いワンちゃんのお問い合わせがありました。
「骨ごとそぼろ」をどうしたら食べてくれるのか、またワンちゃんが食器などにおしっこを掛けてしまう…少し省略していますが、そういう内容でした。食べてほしいのにどうして?という行動でお困りのようすでした。
ワンちゃんが普段、何を食べているかにもよりますが、仔犬でない場合、新しい食べ物に躊躇するワンちゃんは多いものです。例えば、普段ドライフードしか食べていない、缶詰しか食べていない等、加工品が主なごはんだというワンちゃんは、手作り食、特に生食を食べない場合があります。我が家の犬達は、仔犬の頃からいろいろな種類をいろいろな食感で与えるようにしていますが、それでもカンガルー生肉やラビット肉の缶詰をはじめて与えた時は、じっと眺めて食べるのを躊躇していました。
これには、いくつか理由があると思っています。まず、初めての臭いで警戒しているのです。独特の臭いがして、食べ物であるという認識にならなかったのだと思います。また、毎日の散歩で近所のウサギと仲良くなり、我が家の犬はラビット肉を食べられずにいたのも、わかる気がします。もし、どうしても食べさせたい場合、生肉なら少し加熱してみる。今までのフードに10%ほどの割合で加え、少しずつその割合を新しい食材にシフトしてみるなどの方法をお試しください。
また、我が家では私が与える物は必ず安全で美味しいと信頼関係ができています。なので、少量を手に乗せ与える方法が有効となります。何度か食べ慣れると、その後は食べるようになりました。けれど、どうしても嫌がる食材を与える必要があるのかも含めて一度ご検討されますように。
もう一つのご相談内容である、食器にマーキングをするワンちゃんですが、こちらもいくつかの理由が考えられます。
マーキングには、気に入らない場合と、自分の物であると主張する場合があります。この二つは心理的に相反するような、ワンちゃんにとても複雑な感情だと思います。食べたこと無い食材が入ったいつもの食器を前に、「何だか知らない食べ物が…、気
に入らないし、でも気になる匂いがする…食べたいけど食べたくない」という時に食器にマーキングする傾向があります。
また、「いつもの食べ物でない物が自分の大切な食器に乗っている…」これは自分の食器だということを主張するためにマーキングでもあるでしょう。自分のお気に入りの食器に、知らない物が乗っているいという状況は何とも複雑ですよね。
予防としては、食材を慣れさせて、ごはんを食べたら、すぐに食器を片付けるのが良いのですが、もし食べる前におしっこを掛けてしまうのであれば、対処としてマナーベルトかオムツをするのも一つの方法だと思います。
それでは、季節の変り目ですので、飼い主様、ワンちゃん、ネコちゃんも風邪など引かないようにお過ごしくださいませ。
【小野池智香 ペット栄養管理士】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当サイト「鹿の匠 丹波」より皆様へ
「鹿の匠 丹波」では、
鹿肉は低アレルギー食材ですので、
日本鹿100%の原材料をオリジナル「新風乾」製法で仕上げ、
鹿骨やトライプ、内臓などを商品化し、
鹿肉ドッグフードの「鹿の匠 丹波」EGサイクルのTOPページはこちらへ