2006年11月、丹波市の農林振興に長く携わってきた友人と、創業者の前川は日本鹿の有効活用を図るため、2006年当時、まだ日本鹿を活用する仕組みがない中、本州以南で初のシカ肉専門の解体・加工場「(株)丹波姫もみじ」を設立しました。
安全・安心・安定(3A)のため、(1)徹底した衛生管理施設、(2)トレーサビリティーの実施、(3)金属探知機による検査、(4)安定供給と高度な熟成技術による高品質な肉を提供するこだわりを持ち、今も丹波姫もみじでは良質の日本鹿を食用に提供しています。野生動物として初の認証食品「ひょうご推奨ブランド」の認定を受けました。
その後、「株式会社丹波姫もみじ」の処理技術の高さを兵庫県標準にしようと、県は[ひょうごシカ肉活用ガイドライン]という基準を設けました。
高度な匠の技術により素早く処理された食用鹿肉は、一頭あたりほんの20%程度。
食用以外の良質な部位(肉・内臓・骨など)を、ペットフードとして有効活用しております。
ナチュラル・ペットフード【鹿の匠 丹波】ブランドとしての先取的な取り組みは、鹿の有効活用の展開に希望がもたれるとして、兵庫県内はもとより近隣県からもペットフードへの需要を期待されています。
「鹿の匠 丹波」商品は、「ひょうごシカ肉活用ガイドライン」に沿った処理施設にて、人の食材と同様の衛生管理のもと新鮮なシカを解体処理しています。品質にこだわり、鮮度を保ちつつ、ていねいに処理しています。またすべての製品で金属探知検査をおこなっています。
ひょうごシカ肉活用ガイドライン丹波を駆け巡る鹿の駆除を担う猟友会は年間数百もの猟をします。
以前は捕獲後、山に埋めたり放置されることもありましたが、今は捕獲後2時間以内に丹波姫もみじへ持ち込み、食用としての基準を守る迅速な処理を行うことができます。