高たんぱくで強い筋肉をつくる。
鹿肉は、一般的な牛肉や豚肉の約1.5倍のタンパク質を含み、天然グリコーゲンも多く、良質の筋肉をつけて足腰を丈夫にしてくれます。幼犬やシニア犬、病後の回復期にある犬などにはぴったりです。また、低脂肪で健康維持にも役立ちます。
一般的な牛肉や豚肉と比べると、カロリーは1/3、脂質は1/80。この数値が証明するとおり鹿肉はヘルシーな食材として知られています。ついつい贅沢をして「現代病」にかかりがちな愛犬におすすめの食材です。最近太ってきたと心配になったら、毎日の食餌から考え直す。人間でも愛犬でも変わらぬ気遣いです。
鉄分は豚肉の約4倍、鶏肉の9倍以上と、しっかり含まれています。ビタミンAも豊富で、アミノ酸やミネラルバランスに優れています。他にも、毛艶に良いビタミンB群が多く含まれているのも特徴です。
加えて、青魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)、アラキドン酸、異性化リノール酸、不飽和脂肪酸が、動物性のタンパク源として、唯一得られるというから驚きです。DHA といえばコマーシャルでよく耳にするようになりましたが、魚脂に多く含まれるもの。といっても、愛犬に生魚は、よほど新鮮なものでなければ与えられません。これが鹿肉からなら摂取できるのです。体内で作ることの出来ないミネラルをバランスよく含み、健康的な体づくりをサポートしてくれます。
野生の日本鹿ですから、家畜などに与えられる成長ホルモン剤や感染症を防ぐ抗生物質などを投与されることなく、丹波の豊かな自然の中、力強く成長しています。また日本鹿が食べているのは、人工的な加工飼料ではなく、森の恵みである草や木の実です。考えてみれば、これほどオーガニックな素材は他にありません。ペットにとっての健康食材として、また「低アレルギー食品」として注目されています。