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国際フロンティア産業メッセ2014で きららEXPO取材動画が
Youtubeで紹介されました。

 

EGサイクル設立者 前川進吉の想い前川進吉

丹波の山里暮らしには鹿や猪はつきものであるが、近年その鹿が増え続けている。温暖化の影響か、越冬できる個体数が増えてきているのだとか。山の鹿が増えれば自然が豊かなイメージになるが、一方でその鹿は人里には甚大な農作物被害をもたらすという現実がある。そこで行政は、毎年多くの鹿を殺処分し、山に埋めてきた。丹波市の元農林振興部長であった友人柳川瀬君は、地元の農作物を守るため、増えすぎた鹿の処分を指示する立場にあった。と同時に、柳川瀬君には葛藤もあった。「せっかく生を受けて丹波の山に住みついた鹿を、増えすぎたからと殺処分し、そのまま埋めてしまうだけでいいのだろうか?これでは鹿もあわれだ。」

 その柳川瀬君が平成17年年末、「鹿を有効活用したビジネスができないだろうか」と相談してきた。ことの経緯は耳にしていたので、それならばと、平成18年8月に柳川瀬君と鹿精肉の「株式会社 丹波姫もみじ」を立ち上げた。この鹿肉は好評だ。自然界で生きてきたものは余分な脂身が少なく、低カロリー、高品質高たんぱくで、とにかくうまい。欧州では、ジビエ料理に使われる高級食材として人気がある。

 ちょうどその頃、人間同様、アレルギー性皮膚炎に苦しむ犬や、過食からかメタボ犬となった犬が多くいるとマスメディアが報じ始めた。丹波の野生鹿は野山の恵みだけを食べて育っているので、アレルギーとは無縁の貴重な食材になるはずだ。「食」という字は「人」に「良」いと書くが、人にだけでなく、犬にも良いはず。そこで試しに我が家の愛犬「勘太」に鹿肉を与えてみたら・・・。これまでのドライフードでは見られなかったがっつき方を見せた。考えてみれば人間だって毎日3食ドライフードでは楽しくないし、どこか不自然な気もする。犬も美味しくて栄養のある本来の食事がいいのだろう。

 そうして私は「EGサイクル」というドッグフードの製造・販売を中心にした仕事を立ち上げた。原材料はもちろん野生鹿だ。「丹波姫もみじ」にかけあい、肉や骨、内臓などを使うことにした。せっかくいただいた鹿の命を無駄なく完全に使いきってやろう。

 またドッグフードは私にとって未知の分野であったため、製品化にあたってはドッグフードの専門家やコンサルタントを交えたプロジェクトチームを組んだ。専門知識が豊富なプロジェクトメンバーと、大自然の恵みに育まれた野生鹿がコラボレートし、この商品が生まれたのだ。

  大自然の恵みに育まれた鹿で、多くの愛犬の健康に寄与できるよう、これからも日々励んでいきたい。

愛犬 勘太

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