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2021年03月30日

■【ご質問】フードのミネラル含有量について【鹿の匠丹波】

お客様より「ミネラル含有量」について、ご質問をいただきました。
そこで「小野池ペット栄養管理士」から回答をいただきましたのでご紹介いたします。

◎ご質問は、
「D-3 ジャーキー(粉)」の「ミネラル含有量」についてご教示いただけますでしょうか。
若い猫ちゃんを飼っています。ミネラル過多による結石のリスクはありますか。
また、吸収能力や個体差などあるかと思いますが、基本的には1日の摂取目安量を基準に与えていれば毎日与えても大丈夫という認識でおりますが、この認識で問題ございませんか?

◎お答えします
「D-3 ジャーキー(粉)」の成分表示は以下の通りです。

粗たんぱく質 78.8%
粗繊維 0.3%
粗脂肪 7.3%
粗灰分 3.9%
水分 11.2%
カロリー 338kcal 100g当たり

「ジャーキー」や「ジャーキー(粉)」は日本鹿の肉をそのまま乾燥した無添加の商品です。
お肉に含まれたミネラルのみなので、身体を健康に保つのに必要な量となります。

私の知る海外のドライフードの粗灰分の含有量は普通食で8%ほどあります。
シニア用や尿路結石処方食で5~6%位です。
一般的なドライフード等と比べても、【鹿の匠 丹波】商品の成分「租灰分」は約4%ほどで、含有量はミネラル分として低い方に入るかと思います。ただし表示にあります粗灰分すべてがミネラルを指している訳ではありません。

ミネラルは心臓を動かしたり、骨を丈夫にしたり、体液を調整したり、神経を安定するなど、さまざまな生命活動に必要な成分なのですが、どうしても水分の少ない食生活で結石などになってしまい、ミネラルが悪さをしてしまった場合、本来必要なミネラルも制限をよぎなくされることになると思います。

ご質問の猫ちゃんには、「ジャーキー(粉)」を少量の水分でふやかし、お肉状に戻すこともおすすめします。また、給与量の調整もしていただく必要があれば半分位の量にしていただき様子をみてください。

結石などは体質改善をしますと、再発をしなくなります。我が家の場合もそうでしたが、その多くは、水分の少ない食餌が原因となっています。少しだけ食生活と環境を変えていただくことです。それだけで猫ちゃんを結石から守ってあげられます。

また、ミネラルの吸収をバランスよくすることで、身体への過剰な吸収がなくなります。食物繊維もよいですし、リンとカルシウムの割合も大切です。【鹿の匠 丹波】ではリンとカルシウム摂取に「D-17たっぷり骨ドライ」をおすすめしています。

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当サイト「鹿の匠 丹波」より皆様へ
「鹿の匠 丹波」では、豊かな自然で育った日本鹿を使用したヘルシーなドッグフードを製造・販売しております。
鹿肉は低アレルギー食材ですので、愛犬の健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
日本鹿100%の原材料をオリジナル「新風乾」製法で仕上げ、旨みや栄養をそのままに。
鹿骨やトライプ、内臓などを商品化し、日本鹿の有効活用にも取り組んでおります。
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